SOLANI(ソラーニ)

ソラーニを開発したドイツ人ルドガー・ウイルは、パイプたばこの業界では伝説的な人物。1968年、彼は北欧のたばこ会社から新製品の開発の依頼を受け、パイプたばこにウイスキーブレンドを冠した製品を世界で初めて開発した。当時、パイプたばこ製造会社は、ウイスキーでケーシングなど全く想定外の作業だった。しかし、作られて製品はアメリカで大ヒット。1997年、そのルドガー・ウイルが練りに練って作ったのが、この「ソラーニ」のブランドの一連の製品だ。彼自身パイプスモーカーでありパイプ作家でもある。パイプとたばこに精通したプロ中のプロ、と言っても過言ではない。ソラーにのブランドはラテン語の"SOLANUM"(ナス科の植物)からきている。ルドガー・ウイルの作るパイプたばこはパイプもミディアムからラージサイズのものがいい。

Pick Up

スイートミステリー113

1,900円(50g)

喫味は極めて上品。実に喫煙者を悩ませる出来で、ミステリアス。ルドガーが「どうだ判るか?」と我々に笑いながら問うているようだ。構成はお決まりのヴァージニアとキャベンディッシュだが、この「甘さ」は何か?パイプ喫煙者に宿題を出しているようだ。この不思議なたばこは?まさにスイートミステリー。

グリーン127

1,900円(50g)

缶を開けた瞬間に熟成したフルーツの香り。たばこはいたって上質。2回も熟成工程を設けて作られたキャベンディッシュは、喫味の奥行きを感じる。りんごのフレーバーは爽やか。上品な甘い香りは周囲に与える印象もいい。厭味のない喫味は、喫煙する時間を選ばない。デイスモーク用としてリストアップ。

ゴールド779

1,900円(50g)

ルドガーの解釈が理解できるイングリッシュ・ミックスチャー。ラタキア入りであるが、ラタキアの主張は強くない。喫味の上品な纏まりは、ヴァージニア辺倒、香料系のたばこを好むスモーカーにも抵抗なく受け入れられる。ソラーニシリーズの入門編。ラタキアはシリア産を使用。

レッド131

1,900円(50g)

トロピカルフルーツの酸味ある熟成感が甘さの中に溶け込んでいる。シングルモルトウイスキーでケーシング。口腔内でまろやかに纏まる煙は格別。アメリカのたばこの名産地「オールドベルト」から来たヴァージニアが使われている。どこに秘密があるのか独特の性格を持ったブレンドに仕上がっている。

ブルー369

1,900円(50g)

ペリグ入り。このブレンドの特徴は着火10分後位で喫味が変わってくる。当初の甘ったるさは、酸味を帯びた熟成感に大きく変わってくる。ブレンダーのルドガーはこの後半を吸わせたいために、前半のアプローチを長くしたのだろう。ペリグ嫌いな喫煙者でもアプローチは序曲として流し、本編は充分に楽しめる。

ヴァージニアフレイク633

1,900円(50g)

煙は実にソフトで濃厚な喫味。実に深い奥行き感を与えてくれる。フレイクであるが、そのまま火皿に詰めて喫煙するといい。火持ちがいいので、タンパーを多用すること。ブレンドはヴァージニアとペリグのベストバランスといっていい。強い薫香があるので周囲に配慮は必要。オイリーな食後のたばことして最適。

エイジドバーレーフレイク656

1,900円(50g)

極上なバーレーキックが最初からガツンとくる逸品。とびきり上等なバーレーを使っているので、キックには驚くが、暫くするとシャンペンシャワーの如く細かな刺激になり心地よい。後半はウッディ感が盛り上がる。ジュースが多いのでパイプは選んだほうがいい。喫味はフル・ストロングで食後の喫煙を勧める。フル。